TVアニメは何時ごろから、おかしくなったか?

 GUN道のアレを例に出すまでも無く、今のアニメはかなり狂いはじめている。 以前はあんなに堂々と、海外発注のクレジットが無かった。せいぜいスタジオ名の表記で留まっていた。 劇場用の様な人海戦術のは別にして。 あるいは日本人名をペンネームとして被せていた。 堂々海外発注を謳ってたのは「黄金バット」「妖怪人間ベム」とかかな? 80年代半場、OVAの本数が増えると、仕上げや動画の末端に、韓国発注が増えた。 それはもうカットの仕上がりがあからさまに判別可能な、出来のムラがあって、むしろ珍しかった(出来は良く無かったよ)が。 
トランスフォーマーなんか、レイアウトだけやって、以下海外丸投げ回とか多かった。東映、やっつけ過ぎ。 
 そして現在では、原画・作画監督から撮影までグロスで海外に出すのも当たり前になった。 出来に関してはだいぶムラが無くなったけど、それは海外の底上げと同時に、日本のスタジオの絵も悪くなった事も要因だと思う。 動画、原画でスター性のある、若手作画マンが思い浮かばない。 アニメ誌でもこと「作画」に関しては無関心で、止め絵の奇麗さと、チンケな声優の人気にシフトしたからだ。 多くの現場で、動画以下が育たないのでは、何れ国内で製作するタイトルは激減するだろう。 あるいは、全部3D作画か。