白痴〜痴呆

 諸星大二郎・著「妖怪ハンター」の単行本が消えてしまてから久しいが、ワイド版(話に欠番が有るけど)「海竜祭りの夜」は別に買ってあったので読み返す。 その一編「生命の木」今度映画化した話。 フキダシしの台詞「こいつらまるで白痴だ」が「こいつらまるで痴呆だ」に代わっていたのに今更気付く。うーん、言葉狩り? 今度は映画化に合わせて「こいつらまるで認知症だ」に変えるのでしょうか。 この話の場合、村人全員が白痴でないと、話が繋がらない。 痴呆では村の老人だけが、ただボケたみたいになるから。
おらといっしょに ぱらいそさ いくだ  
 坊主刈り同然の稗田なんかで映画撮るあたりから、信用できない映画っぽい。 もう近年の邦画は、この間の「仮面ライダー」で懲りたよ。 削られた「死人帰り」は、文庫本に収録されているので…単にワイド版のページ合わせに切られただけだったのか? 製作が一瀬隆重ってあたりから、やばーい臭いがするんですが。 ゲーム「ジ・アンソルブド」の一瀬隆重ですよ、プププ…