ウルトラファイト21

英国テレビの大逆襲 (海外TVドラマ・マニアックスVol.3) (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

英国テレビの大逆襲 (海外TVドラマ・マニアックスVol.3) (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

 こんな本が出ていたんだけど。BBC-TVドラマ版の元祖「クェーターマス」( Quatermass )に関しての記載は皆無に等しい。何じゃこら。俺でも書ける事すら言及が無いのに、英国TVドラマ本とはね…しかも後ろの方行くと、BSギャラクティカだし。軸がブレてますよ〜。ま、日本で放送したものにだけ言及したのんね。
 クェーターマスは、シリーズ第一弾の初回2本分しか映像記録が残っていないが(全6話)、以降のBBC版2・3作はキネコ撮り(テレビ画面をフィルムに変換)でだが、全話残っていて、UK版でだが、DVDも販売している。 とかその辺の細かいバージョンを書くと長くなるので「ホラー映画の世紀」では、タイトル記載の羅列でおわってしまったけど。

「大怪獣バトル」の冒頭に、ピット星人が登場していた。 物はマックスの時のだと思うけど。 中の演技者の為の覗き穴が、強調されすぎなんだよ。 中の奴は真っ暗になっても良いから、映像のクオリティを考えたら穴なんか在るべきじゃない。それを許してしまうような、演出家の頭と解釈とか、吐き気がしますね。 ピット星人の眼は、頭頂部の左右の丸で、正面の小穴じゃ無いだろ。すくなくともデザイン画には無い。 演技する方も、カメラも、明らかに「のぞき穴」を眼と解釈しているバカさ加減にはうんざりしますね。 
 ちなみに「ジャンボーグA」でだが、ジャンボーグの顔をアップを写すときは、のぞき穴を粘土か何かで塞いで、カット毎にしょりしていたのだが。 特撮ってちょっとした手間を惜しむべきじゃないと思うよ。まぁもう遅いけど。 布地のシワが出るゴモラとか、怪獣全般の演技が人間的すぎるとかウルトラファイトですね。 昔の着ぐるみ役者は、動物園に通って動物の動作を研究観察したと言うのに…、もう志時代がどこも低いんだろうな。予算も低い?