ウルトラマンは社会主義の味方。

7月からスタートする「ウルトラマンタイガ」でメーンヒロイン役だった桃果さんが突如降板した。 降板したんじゃなくてクビになったわけだが。理由は特に発表もされていないが、女優さんのプロフィールで大方の察しはついた。 今年巡業公開されている台湾の映画の主演だった。それが台湾民主化運動でお馴染みの李登輝を扱った映画で、その一件が中国での反発を買うのを恐れたか、すでに中国人からの指摘があったので、このなんの落ち度もない女優さんを、円谷プロや制作委員会が降ろしたのが実情なようだ。 ウルトラマンの商品価値は今、中国で大きく、この市場で反発を買うのを恐れて屈したというのが答え。 自由や脅威から人類を守るウルトラマンが、軍事力による覇権と民族弾圧を行う国家が落とすカネ欲しさに、ヘタレたという、まったくどうしようもないオチ。 ベリアルなんかよりも悪質なウルトラマンになっちゃうのか?コレ。 それにしても来月放送だし、実際のドラマ部分はかなり先まで済んでるはずなので、そのための余計な手間と予算をつぎ込んでしまうと、番組後半にはショボい画面になったりするかもな。