いもむし

若松孝二作品「キャタピラー」を観に行った。昼からの上映なのでどうかと思ったけど、ご婦人の割合の多い待ち客がすでにいて、後ろの席は埋まっていた。 家から歩いていけなくもない映画館で、しばらく入っていなかったのだが、こないだカラフル見た映画館の倍以上は席あるだろう。そう思うとまぁまぁの広さなんだな。 若松作品て事なんで左翼思想バリバリか反戦映画か。と言うわけでもなく、むしろ介護問題とか…寝たきりだった亡くなった親父の事ばかり思い出しちゃったよ。 この映画の上映は特別料金で相場より少し安いのだが、まぁフルプライスで見たら物足りないと思うだろうな。最近の映画にしては短いし。 シンプルなだけにテーマーは分かりやすくて、これを反戦と捉える人も居るだろうし、私みたいに障害者・老人介護とダブらせるのも観たものそれぞれかと。