以下はアニオタは読むな!

 『涼宮ハ*ヒの憂鬱』のエンディングを「モーションキャプチャーを使用した、3DCGのトゥーンレンダー」とか言ってる人がいて、爆笑…じゃなくて、愕然。 あれがCGに見える様では、物知らずとか、アニメーターの表現手法を舐めているんじゃねーか? と呟かれても仕方なかろう。 昔のアニメファンで、そんな節穴眼と知られたら、何されていたやら… 
 そのレベルで言ったら『「どうぶつ宝島」の海の波間の作画はCGだ』とか言ってもOK?「長猫」もモーションキャプチャー演技ですよ。「破裏拳ポリマー」の1話の格闘シーンもCGと言えば信じるか? 特撮ファンで言うと、『戦隊シリーズのロボットのシーンは、全て特撮スタッフが撮ってると思ってる人』とかね…ジェットマンからしか戦隊見て無い奴。   昔から居たんだよ、似た人達は。 国際映画社のシリーズのファンや、シュラトのファンとかの、作画を気にしない人。コレは主に女子だったけど、今は多くのアニメファンが、技術面での分析力が微塵も無い人ばかりです。 様は面白い・面白くない・出来不出来を自身で判断できないから、マーケットの情報操作に踊らされる、便利な人達が。 

 話題戻して。 上の話は一例なんだけど、この程度の「目利き」しか無い人達が、アニメ見ているのですよ。 そういうレベルの人が市場を支えているのが、現在のアニメ&ゲームのマーケットなのだ。「薄い知識のマニア層」=オタク相手の、適当な商品が大量生産・大量消費の時代。 マーケットや代理店は、これを「オイシイ市場」と見て、完成度の低いタイトルでも、ドーっと持ってきた結果が、今放送しているアニメが数十本。 視聴に耐える数は何タイトルだ? ま、先のレベルの人達ならば、どれも「面白い」「萌え」と言うだけで済ますのかな。 同様に、毎週発売するゲーム(エロから家庭用)の本数・と言う現実。 エロゲ発売日に全て抱えてレジに向かう人… 選択眼が無いから、出ている物を全て買う。全てのアニメを見る。 
 この商売の仕方って、たとえるならアレに似ている「宗教団体の金儲け」。 原価数千円の宝塔やペンダントに、「念がこもっている」「幸運を呼び寄せる」という事にして、数万〜数十万円で信者に、ノルマを課す様にして買わせるアレ。 この方法でなら、総本山が喰いっぱぐれる事は無いのだが…将来性に関しては? 念力の代わりに「萌え」や「絶対領域」を込めるのが、薄っぺらなアニオタ(信者)向け商売。 コレをオイシイと思ったメーカーを攻めるのは酷だ。 底辺である市場がアホ過ぎて、批判も反論することも放棄して、誰かの指標に従うだけに成ったのだから。(マニアに成らず、ミーハーである事が、一番楽だしね)
 これでは、出来の良いタイトルを待望するのが無理である。 元々、ハイブロウな視聴者・購買層を狙う必要が無いのだから。秋葉での初日売り上げ数だけで、ペイラインをクリヤーできるのだから。 楽できちゃう訳だわ…そして急速に衰退する。 既に下り坂と言えよう。 

 つまり「解ってない人を騙すのは容易」と言う事だ。 その「解ってない人達」。うすっぺらな知識しかない癖に「オタク」とか「自ら名乗る人達(それこそ、オタキングなんて言い出す人)で築かれた城(市場)なぞは、脆く嘘っぱちな安普請の市場。 白蟻の巣…手でぼろぼろになる造り。 ぶっちゃけた言い方をすればね。 
 今はネタ扱いの「MUSASHI-GUN道」みたいなのが、笑えなくなっちゃう時代がもうソコまで来ているのかもよ。 何だか不安になってきちゃった。 

(涼宮ハ*ヒの憂鬱・と伏字にしたのは、フルで書いて、間違って踏んじゃう人を減らす為です)

あー、外に出てたけど、薄着の女子をあまり見かけなかった…ちょっとだけ見た。もっと見ーせーろー。