転院です

ストレッチャーに乗って

親父が病院を転院する日なので、早めに家を出て佐々病院へ。 今までの病院は医療病院で、長期患者を扱わない。扱っても専門じゃない所だったが、今日から入る病院は長期療養…ぶっちゃけ余生を過ごせる所で、介護の面ではカナーリ安心、お任せ出来る様だ。 
 医療タクシー(見た目救急車)にのって、50分程度で着いた。 着いてからは、その病院のソーシャルワーカーや院長先生やらと会談をし、「MRSA反応がある」「廃用症候群からくる拘縮*1」があるとの説明。これは手足の筋肉の萎縮や衰えだけではなく、内蔵の衰えも招くのだと。そういう所が徐々に弱くなり…だそうだ。これの回復は困難で、ここまで来ると殆ど無理っぽい…こう言う所への注意の行かなさも、今までの病院の性質の問題で実に残念だったと思う。 間接の麻痺に関しては脳梗塞から来てるのもあって、これがまた…
受付で手続き等を行い、ひと段落したのが16時近かったが、腹減ったのでファミレスで軽く食事し、又病院へ戻る。 転院が終わったところで、流石の母も「もーだめ、休む」とグロッキーを宣言。暫くは病院行かないで家で過ごすと言い、殆ど毎日の通院も一区切りとなるだろう。あー、おつかれさん。 ホントにこの病院で安心できるかどうかは、実の所不安だが、親父の状態では既にホームは無理だし、今から応募しても2,3年後。それにホームには医者が居ないので、入院の形がベストとしか言えない。 月22万円だから年金の殆どはコレに消えるわけだ。衣食の心配は実際、もう無いから良いんだけどね。 高えなー。
 5時半頃に病院を出て、実家の留守番電話が壊れていたので、金を持っているのを確認して新しいファックスフォーンを買わせて帰宅。 私は途中で降りて、兄は母を実家に送った。今日は1日転院でつかってしまった。

そう言えば、病院に着いてベッドに降ろした途端、左肘の皮がベロンと剥けて出血しているのが発覚。 どこかにぶつけた感じはしてないが、移送中に何かの拍子で怪我をしたのだろう。看護士さん達が手早くガーゼして終わった。 皮膚が弱くなってて、皮下の内出血が多いので、どーでも良い事でも怪我をするわ。

*1:はいりょうしょうこうぐん こうしゅく