科学啓蒙は何処に。日本の未来はマジヤバ〜

 日本の子供や若者の科学離れ。科学する意識が落ちているのは確実だ。「そーなんだ」なんか読んでも仕方ないぞ。 科学や技術に対する憧れが無いから「アルマゲドン」なんか見て「泣いた」「感動した」とか言う若い人ばかりなんだ。(単語アルマゲドンからジャンプして、各日記の事見てみ。マジだぜ) 20世紀末にも至っても、科学技術の発展に衰えは無いが、それが解っていない。普通の生活においての視覚や感覚で計り知れるレベルでは無くなっているので、ピンと来ないだけで(時速400kとか高さ5千メートルとか、皇居の10倍とかの解りやすい比較)。 技術的理解力だけでなく、あんな出鱈目な映画で感動する様なショッパイ感性にも…

  • 映画アルマゲドンのオモシロポイント
    • 世界中には何十万本もの望遠鏡が見上げているのに、発見の過程がおかしい。
    • アメリカに隕石が落下した。世界にも同時にも落下している。昼の米国から地球の裏側の国も昼間だった。
    • 打ち上げシャトルやロケットは、できるだけ荷物を軽くしたい。絶対使いそうも無いマシンガンをビーグルに載せる意味がわからない。
    • そのマシンガンも小惑星着陸の時に、錯乱したかの様に、景気付けに撃っただけ。
    • 宇宙ステーションでの大火事。 どうしてあんなガス爆発か油田火災みたいな事が起きるのか。本当の宇宙基地は火に関しては相当気遣っている。ソ連製=ボロとの思い込み。
    • 人間が普通に歩ける重力が小惑星にあった。 しかも風音がビュービュー鳴るほど大気が濃厚で突風が吹いている。 恐らく「凄い速さで宇宙を飛ぶから突風が吹く」とでも思ったのだろう。
    • 探検車で崖を飛び越えたりと、もうコメント不能。 普通なら、この程度の小惑星では無重力なので、タイヤの付いた探検車なんか作る必要が無い。ドリルと固定器具でOK。

どうせなら、アホな映画を笑い飛ばせる人間になって欲しいです。