えー例によって実家に戻り、母のお出かけの間の痴呆親父の監視です。
一週間会わない間、さらにアホアホが進行したな…俺の名前が出てこない。 TVや辺りの物を見てもボーっとして反応が乏しい。知力が無いので、目に映るものが何がどうなのかが判っていないのだろう。 先日玄関で倒れて(何度目だ?)玄関戸のガラスを割ってしまっていた。もっと前には玄関の壁に大きな凹みを2個程作っているが、全く知らん顔。 以前は床や壁に傷でも見つけたら、ガァガァ怒ってた。それこそ病的な程に神経質だったのに、今じゃソファーの肘掛を嵌めた指輪が当ると「カンカン」と音がするのが面白いのかずーーとやってる。肘掛は傷いっぱい。指輪は削れるけど、そんな説明は全く理解不能な知能になっちまってる。70何年生きてきても、訪ねてくる友達は居ない、会社でも習い事でも嫌われていた人だった。そして今は痴呆症(それは過程)結果はハクチ・クルクルパー・キチガイになった。 無駄な70年だったね。同情はしないけけど。オレ、親父嫌いだったから。